屋久島News
2025.10.24
ドングリを拾う手、屋久島を歩く心
皆さん、こんにちは。おおぞら高校の新里(しんざと)です。
夏が終わり気温も落ち着き、屋久島も秋を感じられる季節になりました。
皆さんは秋といえば何を思い浮かべますか?「食欲の秋」「読書の秋」様々な秋があります。
秋の屋久島でのおすすめの楽しみ方は「ドングリ集め」です。屋久島は海から吹く、暖かく湿った風と切り立った山々に囲まれ、亜熱帯から冷温帯までの植物が共存する島です。
シイやカシ、クヌギなど多くのブナ科の木々が育ち、これらが実らせるドングリは丸みのあるもの、細長いものと形も様々です。硬い殻に覆われた「堅果」は命を守る鎧であり、その下部を支える帽子のような部分は「殻斗(かくと)」と呼ばれます。
その箇所は木の種類によって異なり、この時期になると道端には様々な「ドングリ」がたくさん落ちているんです! それを拾い集めて、小さなインテリアにしたり、キーホルダーにしたりしています。同じ種類のドングリでも形や模様が違ったりして、とても面白いです。足元の小さなドングリからも屋久島の自然の歴史と命のつながりが見えてきます。
さて今年の秋は、どんな秋にしますか?
屋久島スクーリングで私たちと一緒に考えてみませんか?