project生徒たちで作る校歌プロジェクト

開校10周年を記念して

校歌がなかった屋久島おおぞら高等学校に、『わたしたちで 校歌をつくります!』という生徒の声で始まったのが、この校歌プロジェクトです。
屋久島スクーリングでは、普段とは違う自然に囲まれた環境で過ごすことで、日常生活の中では気がつかなかったことが見えてきます。その中で感じたことや、学校や先生・友だち、家族への想いなど、みんなで話し合いを重ねて作り上げていきました。
そのプロジェクトに参加してくださったのが、脳科学者の茂木健一郎先生と新・純邦楽ユニットのWASABIのみなさんです。

作詞監修:茂木健一郎先生

生徒たちが考えたフレーズを脳科学者の茂木先生が監修。「曲は歌詞が大切」「どのような言葉が心に響くのか」など歌詞を作るうえでのアドバイスをいただきながら進めました。

作曲:WASABI

吉田兄弟の兄、吉田良一郎さんを始めとした、津軽三味線、尺八、箏、太鼓による新・純邦楽ユニット。「人とのつながり」をテーマに、生徒たちの想いを曲にしていただきました。

校歌ができるまで

songわたしたちの校歌

青いおおぞら つばさをひろげ 過ごした日々は 永遠(とわ)に忘れない
誰もひとりじゃないんだよ ぼくが君のそばにいないと
ここに出会えた 奇跡を胸に 心の扉さあ開いて
微笑(ほほえ)んで おおぞらへ

ひとりきりで 強がっていた 教室という名の 四角い箱で
きみがぼくに 寄り添ったこと 今もこの胸に覚えている
ぼくらはひとりじゃない one for all , all for one 勇気を出して踏み出そう
自分らしく おおぞらへ

努力の分だけ 花は咲く 後悔するより 行動しよう
認める 受け入れる きっと響き合う 未来のかけ橋は まっすぐつづいてる
夢は遠くて 近い場所にある 無駄なことなんてないはずだから
ぼくらはひとりじゃない one for all , all for one 勇気を出して踏み出そう
飛び立つ おおぞらへ