心の中を見える形に

今回紹介するのは、おおぞら高校の高野光一先生のみらいノート®です。
高野先生は「屋久島の山を10個登る」という目標を立てており、その記録としてみらいノートを活用しています。

こちらの山は「太忠岳(たちゅうだけ)」という山で、実は屋久島スクーリングで生徒が行くこともあるヤクスギランドのコースに含まれている山なんです。
「登るのにどれくらいかかったか」「登山中、気になった会話」など頭に残ったことをアウトプットしたり、そこから浮かんだ疑問点などをさらに調べてみたりと、思い出や疑問の答えが詰まったみらいノートになっています。
例えば、高野先生は登山中にフタリシズカという植物を見つけ、それについて調べた内容もみらいノートに書いています。フタリシズカは源義経の妻である静御前から由来していて、葉の形が踊りがうまい静御前の舞のように見えることからこの名がつけられたそうです。

頭で考えるだけでなく、みらいノートにアウトプットすることによって、見過ごしがちな「なぜなんだろう」を解決し、新しい知識として身につけることができるそうです。
みらいノートは、ふと気になったことや心に残っていることをアウトプットするものとしても使えます。みなさんも心の中にある思いや思い出をみらいノートにアウトプットして新しい知識を身につけることは自分の好きが増えることにつながります。
そして増えた「好き」をみらいノートの中で繋げて、形にすることで「みらい」が広がるきっかけになります。是非、みなさんもみらいノートを使って世界を広げてみませんか?