屋久島News 「屋久島なう」

パッションフルーツ

皆さん、こんにちは。大雨の後の屋久島は、真夏のような日々になっています。学校農園 屋久島センバスビレッジでは、朝の水やりに始まり、たくさんの農作物のお世話だけではなく、大雨で農道に流れ出てしまった砂利の撤去や、側溝に溜まってしまった落ち葉の撤去などいろいろな園内のメンテナンスに追われています。

今回は自分の好きなパッションフルーツのお話です。パッションフルーツの和名は、時計のように見える花が咲くことから、果物時計草(クダモノトケイソウ)と言われ、一般的には「時計草」と言われます。鹿児島県はパッションフルーツの栽培面積、生産高ともに日本一です!
屋久島では4~6月頃までが、パッションフルーツの受粉の季節で、6月下旬頃~8月頃に収穫となります。現在は授粉作業も終わりに近づき、毎日50前後の花の授粉作業をします。

ビニールハウスとパッションフルーツのトンネル

パッションフルーツの花は、一日だけしか咲かないのだそうです。ですので、授粉作業ができるのもその日限り。温度管理も重要で、気温が低すぎてもダメ、高すぎてもダメだそうで、ビニールハウス内に風を通すために、ビニールをまくり上げることもします。そしてめしべが倒れて授粉をするのはお昼頃だけ。その時間に合わせて、我々も授粉作業を行います。もちろんパッションフルーツは、我々が授粉をしなくても自分で授粉ができるのですが、より受粉率を上げるために人間の手で受粉のお手伝いをしてあげます。

その他は、脇芽(ワキメ)を摘んだり、巻ひげを切ったり、摘果(間引き)をしたりします。実を大きくするためには、1つの蔓(ツル)に5個くらいの実の数が良いそうですが、せっかく生った実を取ってしまうのがかわいそうで... 情けない話ですが、自分は摘果には向いていないかもしれません...

パッションフルーツの花とたわわな実

パッションフルーツの収穫は、実が熟して勝手に落ちるのだそうです。もしくは実を下から少し持ち上げるようにちょんちょんと揺らすと、手のひらにポトンと落ちるそうです。ビニールハウスの中は、実が落ちても傷がつかないように、藁を敷き詰めています。農園長一年目の自分はまだ収穫を体験していませんので、とても楽しみにしています。
はてさて、「無農薬・無化学肥料・無除草剤」の3つの『無』で育てたパッションフルーツは、どんな味なのでしょうか?

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